本日は弊社で使用している検査設備のご紹介です。
私たちは製作した部品の測定方法や精度保証についても真剣に取組んでいます。
ノギス、マイクロで測定出来る部分測定などは問題はないと思いますが、Rが交錯
する複雑な部分や幾何公差など、通常の測定では測る事の出来ないポイントについ
て、どの様な精度確認が行われているかご存じでしょうか?
弊社に置きましてはミツトヨ社製の最新式CNC画像測定機『QUICK SCOPE 250Z』
を導入し確実かつ最適な精度確認を行っています。
この画像測定機はレンズを介し1000分台で寸法測定が出来る優れた代物です。
もちろんRの入り組んだ複雑な形状から、直角度や位置度、真円度などの幾何公
差に至っても確実にそして正確に測定を行う事が可能です。
また弊社では、これらの設備を特殊な検査要員だけでなく、殆どの製造担当者が
使用しています。ごく限られた一部の技術者だけが優れた設備を使うのではなく、
ものづくりに携わる全ての技術者全てがこれらの最新設備を使用する事によって、
お客様に信頼されるものづくりに取り組んでいます。
段取り時に製品を作り込む事によって、確実なものづくりを実践しています。
↑見過ごされがちな交差部分のR寸法も段取りの段階で正確に
測定が可能です。
↑ケージでの確認だけでなくネジ山の角度、谷寸、山寸もこの画像測定機
を使用した精度確認が製造段階で行われています。
この画像測定機のさらに優れたポイントは非接触で深さ方向の測定が可能
な点を挙げる事ができます。測定時に傷が発生しては困るバルブのシート
面などの深さ方向の測定にも非常に有効です。
弊社では今年2台目となる『QUICK SCOPE』を導入致しました。この様な
製品を作り出さない測定機器に対する設備投資は非常に難しい時期でありま
すが、お客様のニーズや視点に立ってものづくりを進める為、今後も最先端検
査設備の導入を継続し、お客様に信頼、満足頂ける品質管理体制を構築して
行きたいと思います。
見えない部分の測定は作業者任せのプログラム確認だけで・・・・大丈夫ですか?
確実な精度を求めるなら、弊社にお任せ下さい!